基礎体温

理想のグラフとは程遠い

子供を望んでいる人も、体調管理のために基礎体温を計測している人も、理想的なグラフを描いていないと不安になりますよね。

現在の自分の体をしっかりと理解して、改善に努めていきましょう。

排卵後ゆっくりと体温が上昇していく

高温期に入る際に一気に体温が上がるのではなく、緩やかなカーブを描きながら上昇している場合は、高温期が9日以上あれば排卵の可能性はありますが、低温期と高温期の温度差が0.3度以上なくてはいけません。

高温期が短い

高温期と低温期があるのですが、高温期は長く続かずに低温期に入ってしまう(高温期が短い)場合は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌がしっかりされていない可能性があります。子宮内膜へ着床し難く、排卵がない場合もあります。

高温期の途中で体温が下がる

高温期の間に低温期が1〜2日あり、М字型になります。体温を上げる働きのあるプロゲステロンの働きが完全ではないと考えられます。排卵はありますが、妊娠を維持するのが困難な状態である可能性があります。

高温期・低温期が現れない

高温期も低温期もない一定の体温を保つ場合は、月経があっても排卵がない(無排卵月経)と考えられます。健康な女性でも排卵のない月もありますので、最低でも3ヶ月測定して、この状態が続くようでしたら、早期の治療を要しますので早めの受診をおすすめします。

基礎体温が低い

もともとの体温が低く、高温期でも36度台、低温期では35度台という場合は、グラフが2層になっているかどうかが問題です。しっかり低温期と高温期があって温度差が0.3以上である事と、高温期が9日以上ある事を満たしていれば心配ありません。人それぞれに平熱があり、個人差がありますので大丈夫です。また、高温期の体温が低いから妊娠しにくい等ということはありません。

気にしすぎによるストレス

基礎体温を気にしすぎてストレスを感じていたら、1〜2ヶ月ひと休みすることをおすすめします。落ち着いて休んでいられないと感じる人もいるかもしれません。子供を望んで測定している人で、この一休みの間に妊娠したという人も少なくありません。

基礎体温が示すのは、ホルモンバランスです。女性ホルモンは不安や緊張、ストレスによって分泌が乱れます。基礎体温をつけることがストレスに感じるようでしたら、逆効果です。また、「次こそは」と期待をしすぎてしまうことも、ストレスにつながりますので良くありません。理想的な基礎体温グラフを描かなくても妊娠することもあります。

基礎体温は3ヶ月以上測定し、そのデータをもとに体の異常を見つけていきましょう。排卵の有無で心配な場合は、基礎体温表を持って受診してください。

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