月経

月経の正常な状態とは?

正常な月経とは周期(生理が始まった日から次の生理が始まる日の前日まで)が25〜38日で、月経の期間は3〜7日、そして量は50〜180gです。量が50〜180gと聞いてもピンと来ないですよね。多いときに2〜3時間ナプキンを換えなくても漏れたりしないのでしたら正常範囲でしょう。

月経の異常な状態とは?

月経血の量や、月経の期間、月経周期の長さ等、症状も原因もさまざまです。

月経血の量が多い

ナプキンを1時間おきに換えなければいけないほど月経血が多かったり、かたまりが混じっているのを過多月経と言います。この原因として子宮筋腫や子宮がん等の子宮の疾患が考えられますので、病院を受診することをおすすめします。

治療

子宮の疾患の場合は、その疾患の治療をします。子宮に異常がない場合は、貧血を起こさないように注意し、貧血がある場合は貧血改善の薬を投与します。

月経血の量が少ない

月経血の量が非常に少なく、ナプキンに少量の血液がつく程度で終わってしまう程でしたら過少月経のおそれがあります。原因にはホルモンの分泌が少なくて子宮内膜が薄い、子宮が正常に発達していない、甲状腺の機能の異常などが考えられます。放置すると不妊の原因になります。

治療

排卵誘発剤やホルモン剤を投与します。

月経の期間が長い

期間が8日以上続く月経を過長月経と言います。異常はなく体質的なものが原因の場合や子宮の機能の低下、子宮の疾患が原因の場合もあります。

治療

子宮の疾患が原因の場合は、その疾患の治療を行います。子宮に異常がない場合は排卵があれば、そのまま様子を見ます。排卵がない場合は排卵誘発剤を投与します。

過短月経

1〜2日で終わってしまう月経を過短月経と言います。無理なダイエットや過激な運動、精神的なストレスが原因でホルモンのバランスが崩れていることが原因と考えられます。

治療

排卵の有無を確認して、排卵が確認できれば様子を見ることになります。排卵がない場合は排卵誘発剤を投与します。

周期が長い

周期が39日以上の月経を稀発月経と言い、原因にホルモンのバランスが崩れていることや卵巣の機能の低下、甲状腺の異常が考えられます。無排卵の場合は不妊の恐れもあります。

治療

排卵がある場合は治療の必要はないので様子を見ることになります。排卵がない場合は、排卵誘発剤を投与します(排卵があっても、妊娠を望む人は受診することをおすすめします)。

周期が短い

月経周期が24日以下の月経を頻発月経と言い、極端に月経周期が短い場合は無排卵の可能性が高いです。ホルモンの分泌が正常に行われていないことや、卵巣の機能が低下していることが原因と考えられます。排卵があっても、月経が始まってから排卵するまでの期間が短いので、卵子がしっかり育たないので不妊につながることもあります。

治療

ホルモン剤や排卵誘発剤を投与します。

90日以上月経がない

妊娠していなくて3ヶ月以上月経がないことを無月経と言います。無理なダイエットやストレスが原因と考えられます。

治療

排卵誘発剤やホルモン剤を投与します。

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