月経痛

月経痛の原因

月経とは子宮の中の子宮内膜がはがれて月経血となって出てくることですが、月経血が通ってくる子宮口はストローよりずっと細く、月経血が流れにくい場合には下腹部や腰に痛みを伴います。

その他、子宮から月経血を外に出すために、子宮は伸びたり縮んだりポンプのような働きをして月経血を外に出しますが、この収縮で痛みを感じる場合があります。プロスタグランディンというホルモンが働きかけて子宮の収縮が起きるのですが、このホルモンが多く出ると痛みは強く、月経困難症と判断される場合もあります。

また、体を冷やすと血行が悪くなり、月経痛を悪化させてしまいます。

冷えを防ぐ

月経の期間、基礎体温は低温期です。体を冷やすと血行が悪くなり、月経痛を悪化させますので、体を温めるようにしましょう。

体を温める方法として3つの方法を紹介します。

体の外から温める

薄着をしないことも大切ですが、特に下半身を温めることが効果的です。足湯は体のしんから温めることが出来ます。血液の循環を悪くする、体をしめつけるような服装は避けましょう。

体を内から温める

食べ物には陽性の食べ物と陰性の食べ物があります。陽性の食べ物は体を温める効果があり、陰性の食べ物には体を冷やす効果があります。

陰性の食べ物は暖かい地方で採れる食べ物や、暖かい時期に採れる食べ物で、カリウムを豊富に含み、体を冷やします。陽性の食べ物は寒い地方で取れる食べ物や、寒い時期に採れる食べ物で、鉄分・たんぱく質・塩分を含み、体を温めます。生理痛や冷え性の人、低体温の人は陽性の食品を多く取るように心がけましょう。

< 陰性・陽性の食べ物の例 >
陰性の食べ物 トマト・レタス・ジャガイモ・バナナ・枝豆・砂糖
陽性の食べ物 豚肉・鶏肉・卵・梅干・チーズ・魚・納豆

軽い運動をして温める

激しい運動は逆効果ですが、適度な体操は骨盤の中の血行を良くするので、体を温め、月経痛を軽減させてくれます。また、気分転換をすることで月経中のゆううつやイライラがなくなり、精神的にも楽になります。

生理痛を和らげる効果があり、簡単に出来る体操を紹介します。

骨盤を回す体操

  • 1.肩幅に足を開き、手は腰に当てて、軽くひざを曲げて立ちます。
  • 2.骨盤をゆっくり前へ動かします(突き出すように)。
  • 3.ゆっくりと腰を右に動かします(突き上げるように)。
  • 4.ゆっくりとおしりを後ろに動かします(突き出すように)。
  • 5.ゆっくりと腰を左に動かします(突き上げるように)。
  • 6.2〜6を5回繰返し、終わったら反対回りで5回行います。

上半身は動かさずに行います。前かがみになったりすると、しっかり骨盤を動かすことが出来ませんので、視線はまっすぐ前を見るようにしましょう。骨盤を動かすと、周囲の筋肉が刺激を受けて血行が良くなり、月経痛が和らぎます。

骨盤周りの筋肉を動かす体操

  • 1.仰向けに、ひざを立てて寝ます(足の裏は床につけた状態)。
  • 2.ひざが体のラインを通るようにして、脇の近くまでゆっくりとひざを近づけます。
  • 3.ゆっくりと戻して、,了兩でリラックスします。
  • 4.1〜3を5回繰り返します。

頭が上がってしまったり、おしりが浮かないようにしましょう。足を外側から手で支えて行っても良いです。骨盤周りの筋肉を使うことで、骨盤の血行も良くなって月経痛を和らげることが出来ます。

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