婦人病

子宮がん

子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんがあります。子宮頸がんとは、子宮の入り口である子宮頸部のがんで、近年低年齢化し、若い人にも多く見られるようになってきました。子宮体がんは、子宮体部のがんで、比較的年配の女性に多く見られます。

子宮頸がんは初期症状として不正出血があります。進行が進むと、おりものが増える、下腹部の痛み、だるい、腰痛などの症状が現れますが、なかなか子宮頸がんに結びつかず、発見が遅れる場合もあります。また、子宮体がんは初期症状が特になく、進行してから臭いのあるおりもの、不正出血があります。

早期発見は、細かな変化に気づくことと、定期的に検診を受けることです。

卵巣がん

卵巣は排卵を行うだけでなく、女性ホルモンの分泌を行います。卵巣がんは初期症状がほとんどなく、気づく頃には進行が進んでしまっている場合が多いです。進行が進むと腹部が膨れた感じがする、骨盤や下腹部に痛みがある、食欲がない、頻尿・排尿困難という4つの症状が出てきます。

乳がん

乳がんとは乳腺に出来るがんです。初期症状は乳房にしこりがある、乳頭から血がまじったものが出る、乳房に痛みを感じる、の3つです。進行が進むと、がんが皮膚近くまで達して皮膚が引っ張られ、へこんだ状態になります。

病院では、視診・触診・マンモグラフィー検査(または超音波検査)・問診を行い、疑いがあればしこりに針をさして細胞を採取し調べたり、乳頭からの分泌物を調べたりします。

子宮筋腫

子宮筋腫は子宮にできた腫瘍ですが、がんとは違って悪性ではありません。ですから、どんどん大きくなっていくこともないので、焦って何か治療をしなければならないものでもありません。子宮筋腫が出来る原因はまだ明らかになっていませんが、女性ホルモンの影響によるものと考えられています。

子宮筋腫は手術が必要で怖い病気というイメージがあるかと思いますが、実は初潮を迎えた女性の多くに子宮筋腫があり、手術が必要となるのはそのうちの一部なんです。症状が出る場合、腰痛や貧血、出血があげられ、手術が必要となるのは筋腫が約8センチになってからです。

子宮内膜症

月経とは妊娠に向けて厚くした子宮内膜が剥がれて出てくることです。この子宮内膜は子宮の内側のみにあるものなのですが、子宮内膜が増えて、子宮以外の場所にできてしまうものをいいます。子宮内とは違う場所の子宮内膜も、月経サイクルに合わせて厚くなり、剥がれます。

しかし、子宮以外で剥がれても外へ出て行くことが出来ませんので、組織の中に留まったり、卵巣に留まったりしてしまいます。月経時に痛みがあり、日常生活に支障が出るほどのひどい痛みを伴う場合もあります。治療方法には、薬物療法と手術による方法があります。

「ただの生理痛」と見過ごしてしまいそうですが、ひどい生理痛は産婦人科に相談しましょう。ただの生理痛ではないかもしれません。

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