女性ホルモン

女性ホルモンとは何か

女性ホルモンは脳(視床下部・下垂体)からの刺激を受けて、卵巣で分泌されるホルモンで、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)があります。

女性の体はこの二つのホルモンがバランスよく分泌されることによって、月経や妊娠がおこります。この二つのホルモンはどのような特徴があるのでしょうか。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

  • ・ 妊娠しやすくしてくれるホルモン。子宮内膜に受精卵がくっつきやすくしたり、妊娠を維持する働きをします。
  • ・基礎体温を上昇させます。
  • ・人により違いがありますが、腹痛や頭痛、むくみ、気持ちを不安定にする働きもあります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

  • ・初潮を迎えてから分泌されるようになる女性らしさを作ってくれるホルモン。
  • ・妊娠に備えて子宮内膜を厚くする働きがあります。
  • ・基礎体温を低下させます。
  • ・エストロゲンを分泌する時期は、心身ともに元気で、肌の調子も良いです。

女性ホルモンの美肌効果

基礎体温と美容で紹介したように、ホルモンの周期で女性のお肌は変わります。美肌効果のあるエストロゲン(卵胞ホルモン)について確認していきましょう。

月経後の肌の調子が良いのは、エストロゲンの働きによるものです。エストロゲンは、お肌の水分を保ち、お肌の張りをもたせる働きがあります。また、コラーゲンを作る働きがあるので、お肌だけでなく髪の毛も美しくしてくれるんです。また髪の毛の成長も助け、抜けにくい髪の毛を作ってくれます。女性が美しくいるためには、エストロゲンを増やすことなのですが、エストロゲンの分泌は30代後半から減少していきます。

エストロゲンの分泌を増やすには?

  • ・生活習慣を改善することが大切です。規則正しい生活を送り、1日3食しっかり食べる事、寝不足をしないこと等があります。また、無理なダイエットもよくありません。痩せすぎもホルモン分泌に影響しますので、適正な体重であることが望ましいです。
  • ・ エストロゲンを増加させる食べ物を取るようにする。エストロゲンを増加させる食べ物には、大豆(大豆イソフラボン)・ザクロ等があります。ザクロを日常的に食べるのは難しいかもしれませんが、大豆は豆腐や納豆、豆乳、味噌に含まれていますので、食べる習慣をつけると良いでしょう。

若年性更年期障害が増えている理由

女性ホルモンのエストロゲンは50歳代になると、卵巣の機能が低下してくるので分泌が減り、いずれ分泌されなくなります。

しかし、体はエストロゲンが分泌されないのにも関わらず、分泌するようにと指令を送ります。そのために起こる体調不良を更年期と言いますが、それは卵巣機能が低下してきた閉経前後の女性に見られる症状です。しかし、近年では若い年齢層で同様な症状が現れています。それを、若年性更年期と言い、ホルモンのバランスの乱れや卵巣機能の低下が原因と考えられます。

ホルモンバランスの乱れや卵巣の機能低下はどうしておこるのでしょうか。それは、強いストレスや生活習慣の乱れ、無理なダイエット、飲酒や喫煙等があります。「たかが生理不順」と思って放っておくと、更年期障害の症状が出てきてしまうこともあります。ホルモンバランスは規則的な月経でチェックすることが出来ますので、月経が不規則になった場合は、生活習慣の見直しやストレス発散を心がけましょう。

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